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【受付終了】「医薬品不祥事はなぜ止まらないのか?! 急がれる抜本的解決策の行方は?」

「医薬品不祥事はなぜ止まらないのか?! 急がれる抜本的解決策の行方は?」

旧化学及血清療法研究所(化血研)事案に端を発した「医薬品の不正製造、不正出荷事例」がその後も継続して明らかになっています。その影響は多くの医薬品の出荷停止を生み、未だ調剤薬局等の現場で混乱が続いています。いったいなぜこのような事案は続くのでしょうか?法治国家である以上、「法」を遵守することが国民の義務であることは言うまでもありません。しかし、もし、その「法」に課題や欠陥があったらどうでしょうか?現場からは、「承認書に記載すべき製造方法が細か過ぎる」、「もっと本質的な課題に注目し、国際整合性を意識した抜本的な解決策を模索しないと不正事案は止まらないのではないか?」といった意見を聞きます。私はかねてから、その本質的な課題と抜本的な解決策に関心を抱いてきました。最近は、厚労省において製造方法記載の合理化を検討することが発表されました。私は、1983年に厚生省に入省後、OECD環境局派遣、厚生省国際課勤務、PMDA研修・国際課勤務を通じて国際関係を長く経験しました。その後、RS財団にて医薬品の品質・有効性・安全性に関し、現在の薬機行政に対して国際的な視点からも問題を提起する研修会の企画運営に従事してきました。今回はそのような経験を生かし、諸外国と日本の規制の違いにも焦点を当てながら、今後の品質における規制合理化の行方について皆様と考えたいと思います。

◇ウェビナー講師
前 医薬品医療機器レギュラトリーサイエンス財団専務理事
津田 重城 氏

◇参加費:無料

対象
医薬品の品質変更管理に携わる方、経営層の方
開催日時
2022年9月16日(金) 18:00~19:00
開催場所
オンライン(zoom)
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